2013年8月18日日曜日

儲け話を知った事の意味


良くあることだが、『これはすごいぞ!!』という儲け話を発見したり、聞いたりする。


しかし、その儲け話は多くの場合、ずいぶん前から出回っており、雑誌、ネット、新聞、ラジオ、テレビで既にに紹介されている。
メディアが知って報道・掲載したという事は一定の評判がたっており、メディアが「その評判を報道する価値がある」と判断した情報だ。

その情報に業務上詳しい人、好きもの、オタク、彼らをここでは、彼らを内輪と呼ぼう、は数年前からその事に関心を持って色々トライしている。

だから、我々が『これはすごいぞ!!』と思った多くの投資ネタは、内輪から一般人の目に触れるようになったニュースだと判断すべきだ。

そして重要な事は、私は情報が回ってきた最後に位置するという事だ。

だから私は、『これはすごいぞ!!』という話を見たり、聞いたりしても、瞬間湯沸かし器のように熱くならずに、週末をはさんで頭を冷やすようにしている。
そうやって時間を経過させると、エセ投資ネタにだまされる回数が減る。

特に最近はネット上に、『これはすごいぞ!!』という風説の流布的な書き込みが増えている。
気の弱い私は踊らされないように注意している。

つまり、私が知ったうれしい話を第三者が観察すれば、
1:知った多くの人達の列の一番最後に並んでいるのが私
2:私より前の人は、私より安い値段で、その株を買っている
という現実が見えてくる。

さらには、儲け話を教えてくれる人がいる。
何故、彼彼女はわざわざ教えてくれるのだ?
頻繁に投資情報を相互に交換している仲間内ならいざ知らず、まずは変だと思うべきだ。

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