2017年10月15日日曜日

春山ルール_41:兎の売りと亀の買い

売りは脱兎のごとく素早く
買いは亀のように慎重に

投資家の多くは、心配性で慎重だ
だから株価は急には上がらない
羽音におびえて頻繁に下がる
だから、株価は懸念の壁をゆっくり長期間上る、と言われる

買いは慌てなくても良い
じっくり待って個別に下がった株を選別して買えば良い
その方が結果的には良いパフォーマンスが得られることが多い。

慎重さの裏側に潜むDNAは、恐怖を感じるとパニックを引き起こし、冷静さを失わせ、とにかく脱出するという投げ売り行動を発生させる。恐怖の原因は先が見えない不安感だ。
だから売りが売りを呼ぶ、なんでも下がる、そんな雪崩現象が起こる。
しかし、比較的短期間で冷静さは戻ってくる。

 株価は短期間で一気に下がる
ことになる。
売りは、四の五の言わずに一気に売らないと売り遅れて底を叩くことになる。

投資家の
DNAである、心配性、慎重さが、「売りは脱兎のごとく素早く & 買いは亀のように慎重に」という投資の格言を生んだのだ