2015年1月31日土曜日

モノづくり大国、大いに結構

モノづくり大国、大いに結構

ただし、昔にすがりつかず、新しいモノを造る、、そうあって欲しい。
それが、真のモノづくり大国

モノ造りとは、創造の世界

昔ながらを造り続ける、、、それは伝統工芸
産業としてのモノづくりとは別の世界

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2015年1月22日木曜日

お金が足らないのです

世界中でお金を印刷してばら撒いている。
ハイパー・インフレが来る。
そういう説がある。

私は、お金が足らないから、モノの値段が上がらない、ヒドイ場合は日本のようにデフレになる、と考えている。

お金を印刷しても、誰も使わない。
例えば、受け取ったお金をタンス預金して、そのまま5年も10年も放置する。
高齢者や超富裕層に多いだろうが、多くは相続までそのままお金は死蔵される。
それ以外に、特別な理由のある人もいるだろうが、この場合もお金は市場に出てこない。

この状態では、市場に出回るお金が足らなくなる。
物はあるのに、物を買うためのお金が足らないのだから、物の値段が下がることで、バランスを取るしかない。

日銀がお金を供給しても、そのまんま日銀に帰ってくる、日銀の当座預金が増えるだけ、と言われている。
当座預金にあるお金は、タンス預金にある現金と同じように、使われていないお金

つまり、お金が使われるために市場に出動しないかぎり、物の量に比べてお金が不足していると言う状態が継続する。

日銀がお金を追加で印刷しなくても、現在ある「タンス預金」や「日銀の当座預金(正確には、超過準備部分)」が出動するだけで、お金が増えるから物の値段はあがる

長期的には。。。という議論はさておき、
短期的なインフレ動向に関しては、お金がどこに出動するか、、その観察の方が重要だ。

これは、どの国、どのセクター、どの銘柄にお金が出動するかで、株価の上昇が決まるのと、全く同じだ。

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2015年1月20日火曜日

値上げできるから、給与が増える

値上げが出来ると、ボーナス・給与・時間給が増やせる。
値上げが出来ないと、増やせない。

景気回復、逆資産効果の終焉、株価や不動産価格の反騰の恩恵により、高価格品・高級品の消費が復活増加している。
売り上げ不振時に行われていたディスタウント販売が減少し、一部では値上げも始まっている。

一方、生活必需品や基礎的食料品に関しては、アベノミクス以降も消費数量に変化が見られない
これらの商品に関しては、商品の性格上、逆資産効果の悪影響が無きに等しかったのだから、アベノミスクの景気回復による資産効果の恩恵も無い

消費景気は、楽しむ分野、高品質、高価格という分野が恩恵大であり、需要の拡大にともない、供給量の増加と商品サービスの多様化も進んでいる。

労働関係は風雲急を告げている。景気回復の恩恵を受けている業種を中心に、ビジネスの拡大、採用増加という流れが生じており、賃金上昇など労働条件の改善が進んでいる。

しかし、景気回復の恩恵から遠いビジネスでは、企業業績の改善が見通せないため、ビジネスの拡大、採用増加という流れは見えない。労働条件の改善をするにも、業績動向が利益が出るか出ないかのスレスレ状態であり、賃金を引き上げたくても困難だ。


円高デフレで経済が低迷する状態が20年以上継続した日本では、労働者の余剰が顕著になり、労働者の値段が下落した。安い時給でいくらでもパートやバイトを採用できる状態が長期化した。

その状況が大きく変わった
始まりは、2011年の3・11東日本大震災だった。復興と原発事故のために、突然大きな労働需要が発生した。建設需要が中心だ。

そして、2012年10月以降のアベノミクスによる景気回復で完全に変わった。
様々な分野に広がる業績改善企業は、パート・バイトの時給を大幅に引き上げたり、正社員化を進めたりして人材の確保に走っている。

引き上げられない業態からは、パートやバイトが流出している。やる気のある人材・優秀な人材ほど、やりがいがあり待遇の良い仕事に動いている。
その結果、引き上げられない業態のパートやバイトの質は低下する。

なお、アベノミクスによる景気回復の特徴は以下のようにまとめられると思う。
1:不動産価格の上昇は、東京が中心、そして名古屋・大阪・福岡、他の地域は恩恵が少ない
2:株は、恩恵が大きい
3:消費景気は、楽しむ分野、高品質、高価格が恩恵大で、値上がり+供給量の増加、商品サービズの多様化が進む
4:生活必需品や生きるための基礎物資は量的な拡大が起こらず、値段もあまり上がらない
5:経済全体の合計は改善するが、上下差などの格差が広がる
6:所得格差の拡大により、一物多価があちこちで見られるようになる。同じトマトが、A店では100円、B店では30円、来店客層の違いで価格が変化する。

この傾向は、多分オリンピックまで続くだろう。

2015年1月3日土曜日

安すぎる送料

ネットスーパーの送料は、利便性を考慮すれば安いと思う。

一回の買い物に要する時間は、自宅から車に乗って、買い物をして、自宅に戻る、都合約3時間だろう。

3時間+ガソリン代、、、それが、自宅のPCでクリックして時間指定で届けてもらえるなら、こんなに良いサービスは無いと思う。
しかも、送料が、100円~300円

ニンジンや大根など、古くて悪いものをネットスーパーに回している、と心配する人もあるだろうが、私が毎週見ているイトー・ヨーカドーのネットスーパーの商品ピックアップ係りの様子を見ている限りは、手あたり次第にドンドン荷籠に放り込んでいる。
悪いものを優先的にネット・スーパーに回しているという事は無い。

ここで節約した時間を、本当にじっくり選択すべきショッピングに充当する。
こうやってショッピングを楽しむのが本来の姿だろう。

そう言えば、昔のお金持ちは生活必需品や食料品はお手伝いに担当させ、贅沢品は自分で選んでいた。

ネットスーパーが出現した=一般庶民も、昔の富裕層みたいな時間の贅沢が可能になったのだ。


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