2018年3月22日木曜日

目次 & このブログに関して

投資を実行する前に必要な事が色々ある
知っておくこと、身に着けておくこと、態度知識スキル

社会経済ニュースや企業情報は、インプット・データだが、
そのデータを上手に解釈する、投資に役立つように解釈する、、それがもっと重要だ

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<< シリーズ記事の目次 >>
2017年7月~:次の30年に備えて、まずは5年先まで考えてみる
2017年6月~:Apple Microsoft Amazon Google Facebook再考
2017年2月~:朝鮮半島問題
20174月~:ブランドの再編
2017年4月~:2017年4月の現金化と復活
2016年11月~:2017年を考える
2016年8月:社会が育てる子供
2016年8月:中国の民主化
2016年5月:インフレと低金利
2016年4月~:春山ルール
2015年12月:2016年を考える
2015年9月:AI & Deep Learning
2015年8月:上海株式市場の暴騰&暴落
2015年7月:名古屋証券取引所IRフェスタ2015セミナー
2015年6月:地政学リスク

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2017年7月27日木曜日

春山ルール32:定点観測時のご法度

定点観測とは、チェック(=指差し確認)作業だ。

一個一個、「*+*良~し!」というジャッジ(=判断)をするのだ。
見るだけでは無意味だ。
見て判断をするのだ。
問題無しなら、そのチェック項目は、その場で「処理済み、廃棄」である。

春山が朝の時間に実施する定点観測の結果を毎朝5~10個ほどFBにアップしているが、その際に「<3>」などと短時間しか賞味期限のない記事と表記しているのは、「問題無し、処理済み、廃棄」の項目という意味だ。

重要なことは、判定「No!」になり、その株を売却すべき時だ。



No=Sellという処理は、自分の間違った判断によるポジションを切り捨てることだ。

間違いを認めることは一種の自己否定だから精神的にはつらい作業だ。
誰にも監視されない個人投資家の場合は、No=Sellという処理をしなくても誰にも文句を言われない。

自分の財産が目減りするだけで、他人には迷惑をかけない。
定点観測の判断が間違っていて、株は上がってくれるかもしれない。
そんな自己正当化ごまかしに逃げ込んで、ポジションの保有を継続することが散見される。
その時に多く見られるのは、長期投資!と自分に言い聞かせて足元の間違いに背を向ける現実逃避行動だ。

長期投資で市場は上がるかもしれないが、あなたの持っている間違い判断株はあがらないかも・・・あはは、である

損失拡大一直線の道を一気に突き進むことにならないように、反省はお早めに!

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春山ルール : 目次

投資に関するルールは、作ろうと思って作れるものではない。
痛い思いを何回かして、「あー、こうしちゃイケナイノね」と徐々に思い知るものだ。
それは個人の性格や癖による部分も多いので、万人に共通ではないかもしれない。
小技みたいな領域のものから、そもそも論的な大きなものまで、雑多だ。

1.2Q連続でダメ決算、失望決算なら離脱する
2.6ケ月待て
3.PERは60倍が限度
4.パフォーマンスの足を引っ張るのは「後ろ髪」銘柄
5.不正を働いた企業には投資しない
6.べき論を排する
7.不調なら休む
8.現状を受け入れ、ゼロ・スタートする
9.自分の目標と競争しろ、他人と競争するな
10.何で儲けても百万円は百万円である
11.そういう事だったのね、株価は織り込み済み
12.変節点
13:失って初めて思い知る
14:気持ち悪くなったら脱出しろ
15:25%ルール
16:ペナルティはしっかりと受け入れる
17:計画通りに実行し続ける
18:飛び乗ったら、飛び降りろ
19:得意技で勝負しよう
20:金持ち喧嘩せずは相場のリズム
21:条件反射の「反対&disり」は損失への一本道
22:前回バブルの主役には触ってはならない
23:焼けボックイの深追いは無用
24:迷ったら大きい方へ
25:楽観と悲観の非対称性を知って売買する
26:ネガティブ思考人を避ける
27:リズムが合わないものを売る
28:何か発表するらしい = 悪い事
29:目的と手段を逆転させるな!
30:心やすらかな投資のためには、タイミングが重要
31:定点観測の意味
32:定点観測時のご法度
33:

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春山ルール31:定点観測の意味

定点観測とは何をするか?

投資ポジションに異常がないかを毎日チェックするのだ
だからポジションと無関係なことは、週に一回、月に一回、年に一回のというインターバルでのチェックでよい

また個々の投資家のポジションは異なっているので、AさんとBさんとでは、観測項目は異なる。
 市場全体のチェックは共通だが、個別ポジションに関係するチェック項目が違ってくるのだ
定点観測のの流れを図示すれば下図のようになる
全ては「何故、その銘柄に投資したのか?」の理由を書くことから始まる。


定点観測でチェックする項目は、
その理由が期待通りに順調に推移しているか、
何か不測の事態が起こっていないか、
に関係する事をチェックするのだ


もし投資した理由が明確でなければ
何をチェックしたらよいかわからないままに、漫然と毎日すごすことになる。
それでは、自分の投資ポジションと無関係のニュースに右往左往して間違った投資判断をしたり、無駄な売買を繰り返してしまう過ちに陥ってしまう。

さあ、理由を紙に書いて、見える場所に掲示しよう!

目次:次の30年に備えて、まずは5年先まで考えてみる

2018年から始まる「Next 30 years」
いつまでシッカリでいられるかは不明だけど、超長期予想だけは考え中


最初の5年:素晴らしい、、次の10年:苦しい、、後半15年:普通の相場
なんちゃって、、、あはは
でも、こういう俯瞰的な把握って当たるんですよね




過去30年で知ったこと
30年も費やしたけど、やはり!

今後30年を見据えて、5年ほどを考える

1:今後5年間の日中韓の経済はhigh volatility
2:今後5年間の日本の経済と市場 
3:人口減少の悲劇: コミュニティが破壊される
4:

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人口減少の悲劇: コミュニティが破壊される

1:人口減少は日本全体では不可避、都市&田舎間格差を増長
人口減少都市への人口集中が同時に進行しているのが21世紀の日本だ。
それを端的に反映しているのが自動車の保有台数の推移だ

 

都市交通の発達、男女交際の形態の変化、マンション居住者の増加と安価な駐車場の不足、これらが相まって都市部での車の保有は着実に減少してきた。田舎では車がなければ生活が成り立たなくなっているので軽自動車中心だが保有比率は高止まりしているが、全体の引き上げには足りない。

ここまでの減少だが、デート用、ドライブ用など、主としてレジャー用の車の保有が減少しただけだ。
これからは、高齢化要因(85歳以上では手放す人が増加)での減少が加わるだろうし、10年後は、カー・シェアリングの普及による個人所有の減少が統計上に目に見えて反映するほどになっているだろう。

2:田舎に残る高齢者が死亡すれば、廃屋だけが残る
人口の減少、利用者の減少で田舎では民間の交通インフラの維持が不可能になった。
そうなると個人所有の車が無ければ生活の維持が不可能だ。
しかし、80代後半の高齢になれば健常者レベルの運転が不可能になる人が増加する。
家族や親せきが
引き取るか、サービス付き後者者向け住宅に移るしかない状況に陥る田舎の高齢者が激増するだろう。



都会では状況が異なる。アマゾンがあるから、ネット・スーパーがあるから、買い物用の車は不要と思う人が増えている。
ショッピングの意味や位置づけが変化したのだ。楽しくてリッチな気持ちになれる時間を過ごすのがショッピングであって、生活必需品の購入は簡単に短時間で事務的に処理したいと考える人が増加している。買い物の使い分け進んでいるのだ。
都会では、一人暮らしの高齢者でも何とか生活できるので、都会の単身高齢者は大幅に増加するだろう。

文化的な生活を満たす施設の充実、電気ガス水道をはじめとするライフ・ラインの高いレベルでの完備など、総合的に考えれば都市の有利さが目立ってきたので、可能な人から都市への移住が進んでいる。
その結果、田舎では「空き家  廃屋  遺棄不動産」という状態が増えている。

3:消防署と町役場と小学校が同居
私の祖父母の住んでいた田舎は、昔は賑やかだった。
15人兄弟の末っ子の父に連れられて盆と正月には親戚回り&墓参りをした。
今では、父を除いて父親世代の親戚全員が亡くなり田舎には誰も住んでいない。
子供世代は全員が都市に住んでいる。認識できるだけでも、10世帯40人以上の人口が消えた。

祖父母の住んでいた家も長らく空き家、そして廃屋になっていたが、町役場から治安上の理由から取り壊しのお願いを長年言われて一昨年更地にした。
Google Map
で確認すると、両隣を含め4軒あった近所の家がすべて更地になっていた。

また、人口減少の結果、私の田舎ではかなり以前から消防署と町役場と小学校が同居するようになっている。それぞれを個別維持するあめに必要財源と人材が消えたのだ。
その周りに小さな商店があるが、かつて町の数か所に点在していたその他の商店は全て店を閉じた。

国の不動産管理という観点でも問題が大きくなってきた。経済的に成り立たない家や土地は、相続時に所有権の移転登記がされない。法的には登記の義務がないし、登記すれば固定資産税の支払い請求が来やすい。
だから移転登記をしないのだ。

(上は、6月の朝日新聞、http://www.asahi.com/articles/ASK655VDZK65UUPI005.html

登記制度の不完全さから、所有者不明のまま、廃屋になり、遺棄される住宅が増加中だ。
経済的に成り立つ(=そのままで第三者が再利用可能)空き家は、1000戸のうち3-4戸にすぎないとも言われている。


4:投資価値は都市に集中する現実
投資は寄付(=元本の放棄)ではない。それなりのリターンが要求される。
庶民のお金を集めた預金やファンドの資金を投資する場合には、資金を出した側が納得するようなリターンが要求される

同じような経済的な資金の使途であっても税金の場合は政治的なファクターが加わる。
税金の使途においては、経済的なリターン政治的なリターンとが考慮される。
政治家にとっては、経済リターンはゼロでも、有権者の票という政治的なリターンが大きければ、裕福な場所から税金を奪って、その場所に投入(再配分)する価値があると判断され、その地域やそのグループに対して税金が湯水のごとく投入される。

しかし、政治的なリターンが低下すれば、その地方、そのグループは軽視される。
田舎の人口が減り、選出される議員が減れば国政に与える政治的なリターンも低下するのだ。

住宅購入は民間経済の重要な構成要素だ。その購買決定に際して・・・

(1)誰だってライフ・ラインが充実し、快適で文化的な生活が可能な都会に住みたいと考える
これは、「全員が農業の義務を強いられる」状態か人類が解放され、都市と農村の分業が成立して以来、世界共通に継続しているトレンドだ。

(2)都心に住む=通勤30分、郊外に住む=90分、一日2時間の自由時間が生まれる。年間200日通勤で400時間、10年間で166日。
この時間をお金の価値に換算すれば、都心と郊外のマンション価格差はもっと拡大すると推定される。

 

2020年の東京オリンピック閉会後に選手村が、5500個のマンションとして分譲される。
69㎡7000万円と報道されているが、この水準は現状の約二割引きの価格だ。

価格はともかく、5500世帯が都心に引っ越しすることは確実に起こる未来図だ。
都会への人口集中加速を象徴する出来事になるだろう。


5:地方の山間部での自然災害はコミュニティを破壊消滅させる
人口が減少すれば税収が減るので、以前のように充実した「電気ガス水道などのライフ・ライン」を維持する予算が出せなくなる。騙し騙し使っていくことになる。

しかし、どうしようもないのが自然災害だ。
災害から復興するには巨額の資金が必要だ。
国も地方も無い袖は振れない状態の財政状況だから、どこに資金を振り向けるべきかという優先順位を決めなければならないという厳しい現実に直面する。

例えば、隣町につながる道路は復興する価値があるから優先的に復旧される。。
しかし、その先に山しかない道路は復旧が後回しにされ、結局は普及されないまま遺棄される可能性が高まる。
林業は今以上に苦しい産業になるだろう。


6:マネーロンダリングに悪用される日本の不動産
買い手がつかないような離島や雑木林が突然購入される事例が6-7年前から増加している。買い手は外国人、その多くはタックス・ヘイブンに設立された法人だ。

マネーロンダリングに悪用される日本の不動産という政治レポート記事も散見される。
尖閣諸島の所有権問題も、個人所有だった尖閣諸島を外国人が購入する可能性が出たために国有化になったという説も聞いたことがある。

田舎の不動産、雑木林、小島を、海外のタックス・ヘイブンの法人が購入した後、所有権が年間50-60回も変わることもあるが、その所有権移転登記はなされない。
町役場も固定資産税を請求できない。

しかも、売りたいと思う日本人の所有者は増加する一方だ。

田舎だけではない。都心でも同様な事例は起こっている。

専業の不動産投資家として有名な「どエンド君」氏が新宿を調査したところ、たった10㎡の土地にタックス・ヘイブン法人の登記がなされたいたのを発見している。

 


登記簿の閲覧は誰でも可能だ。
不動産業者は、この「全国あちこちで起こっている外人法人の土地購入」の事実を常識として認識しているようだ。

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2017年7月23日日曜日

中身で勝負されて、スゴイと認めざるを得ませんでした

食事のことを書くのはブログとか13年ほど経過するけど初めてかも

美味しい、有名、人気、、何店か言ったけど、翌日になっても食材と味と食感が写真記憶のように残っている店は初めてのことだと思う。
だから初めて書いてみることにした。

形態の斬新さ(見せる食事とか、創作フレンチに多いかな)とか、ソースで誤魔化すのではなく、素材に的確に味付けされた料理(下処理の素晴らしさ)でした。

赤座エビの前菜、ニンニクをまぶした暖かいホタテ、そして味付けと食感&温度が心地よかった肉、、、男子二人の転職相談というビジネス・ランチもどきでしたが、素晴らしい時間を過ごしました。

女性と一緒だったら、女性の魅力でエモーショナルになるので、食事のすばらしさを100%堪能しなかったかもしれませんが、男子同士のランチだったのでエモーショナルにならず頭は冷静だったので、かえって食事の素晴らしさを感じとれたのかもしれません。

北島亭


随分前に亡くなった神戸の祖母が「後に残らないもの、体験や充実した時間にお金を使うのが最高の贅沢だよ」と言ってたのですが、まさにそんな時間でした

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2017年7月21日金曜日

春山ルール 30:心やすらかな投資のためには、タイミングが重要です

1:投資のタイミングは無視する
2:良い株を見つけたら購入して、その後の株価は見ずに長期間放置する
上記2個は、春山が最も嫌悪する「営業トーク」

ぞんなことを実行している投資家は、最終的にはダメ投資家になっている。
その株やファンドを推薦した営業マンとしては、購入後、半年も1年も下がったままでも、無視&放置を言って逃げられるから、便利な営業トークだ。
長期投資ですと連呼するのも同罪だ。

経済も企業も生き物だ。
今日の良い企業が、来年も良い企業として勝ち残っているかは未確定だ。
売買はせずとも定期的に情報収集して観察&判断することが重要だ。
自分の子供は毎日のお世話が必要ですよね。
自分の持ち株だって同じですよ。

パフォーマンスの観点から、さらには心やすらかな投資をエンジョイするためにも、不適当な高値で買っては失敗確率が高まる。
株を投資する義務はないのです。
高くない時、安全な時、それを待てばよいのです。
個人投資家は、その他の人やインデックスと競争する必要は無いのです
(参考:http://haruyama-shoka.blogspot.jp/2016/05/blog-post_94.html

営業マンは待たれると困るから、「今が買い時です」とか「タイミングは失敗の元」などと無責任なことを言うのです。
だって今月の成績が必要な営業マンですから、あなたの損得なんて・・・・・そのへんの営業マンの事情は分かってあげましょう。そして無視しましょう。

また、自分の癖を知ることは大切です。
あなたはベストの買い時、売り時に対してどれくらい早いのか、遅いのか、、それを知れば年間のパフォーマンスは5~10%は改善するでしょう。

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今後5年間の日本の経済と市場

1:棚ぼたの恩恵が来る訪日外国人観光客関連産業
今後5年間は世界中からアジアに向かって観光客が訪れる国家的なセレモニーが連続する
1.2018年:韓国平昌冬季オリンピック
2.2020年:東京オリンピック
3.2022年:北京冬季オリンピック

韓国や中国に来たついでに日本にも行こう、という外国人観光客は一定数存在するが、それは現在の「訪日外国人観光客の将来予想」には織り込まれていない。
しかも、
ハシゴをする外国人は「お金と時間にゆとりのある富裕層」が多いので、人数当たりの日本国内消費への貢献は大きいだろう。

東京オリンピックに向けた財政出動は、「膨れ上がるオリンピック予算、不足する財源」という状況の中で実施されるので、オリンピック後の反動減不況に対応する経済対策は「掛け声はあるが、現実の効果のある真水部分は少ない」というお寒い事態が予想される。

それを緩和してくれるのが、冬季北京オリンピック時の棚ぼた的な訪日外国人観光客である。

訪日外国人観光客が日本経済に与える好影響は急速に拡大してきた。
2016年の旅行収支は4兆円の受け取り超過になっている。
つまり4兆円分、GDPを押し上げているのだ

(注) 旅行収支とは、日本人旅行者の海外での消費を「支出」、訪日外国人の日本での消費を「収入」とし、収入から支出を引いたもの。国際収支の中の貿易・サービス収支の一部

2:指をくわえる日本企業
2021年の中国共産党100周年祝賀に向けた「一帯一路(One Belt One Road)」関連の長期巨額投資に関して、その一部を日本企業が受注すると期待できるが、おそらく受注のほとんどは中国企業になるだろう。

習近平が推進している国有企業改革は大量の失業者を発生させる
彼らを吸収する雇用の受け皿が必要だ。
「一帯一路(One Belt One Road)」関連の長期巨額投資は、まさにその受け皿としての需要だ。
国有企業改革の過程で
失業した労働者を引き受けてくれる受け皿企業に一帯一路(One Belt One Road)」関連の仕事を受注させることは政治的な合理性を持つ

日本企業は、国営企業で働いていた低能力労働者を雇用するとは思えないので、政治的な観点からは優先的な受注先には選ばれないだろう。

下図:中国の目指す「一帯一路、One Belt One Road」構想

受注できなくても、道路や港湾といったインフラ建設&整備に使う建設機械の販売(=コマツなどの建機の販売増加)を期待する投資家が多い

大型で高機能・高価格のコマツなどの製品は、鉱山開発などに使われる場合は競争力が高いが、インフラ建設に使われるのは、中低価格の中小型の建機が主流だ。
そして、この商品分野では中国企業(例:SANY)の伸長著しい。

下図は、中国市場における建機シェアの推移

「一帯一路(One Belt One Road)」関連投資は、2018年ごろから2022年ごろまでの長期の財政支出になる。

その5年間の受注から恩恵を受ける建設関連の中国企業に、国有企業改革で生じる失業者を吸収させる、それが「一帯一路(One Belt One Road)」関連投資の隠れた目的だろう。


3:内需サービス、中小型企業
今後の日本経済においては華やかなセレモニー関連(東京オリンピック、訪日外国人観光客)の恩恵を受ける内需サービスなどのセクターは今後もさらに活躍の場が広がりそうだ。

一方、かつての日本の経済&企業業績のけん引役だった大型輸出企業の環境はやや厳しいと推定される。

輸出だが、
2012年以降の円安局面でも「量的な拡大」は起こらなかった。(下図参照)
輸出企業は円安の分だけは利益を増やすことはできたが、
円安を梃に量的な拡大を実現することはできなかった

細かく実態を見れば、量を伸ばした企業と減らした企業が混在し、全体合計では量は増えなかったという事だろう。

シャープや東芝に代表される消費者向け家電セクターは、中国やアジア企業が急速に力をつけた結果、日本企業のシェアが侵食され利益を出せなくなっている
それは1970年代後半から1980年代に
欧米の家電メーカーを撤退させる勢いで伸びたかつての日本メーカーという構図と同じであり、歴史は繰り返しているに過ぎない。現在進行中の状況は今後も継続するだろう。
 
日本メーカーが進出して以降の欧米各国の産業構造の紆余曲折を参考に、日本も体質改善&産業構造の切り替えをすることになる、しないという選択肢は衰退の加速を意味する。

その体質改善&産業構造の切り替えだが、
既存企業が反省して変化改善するよりも、新興企業が伸びることで国全体の体質改善が進む一方、既存企業は縮小&破たんに直面するという状態が歴史の教えるところだ。
縮小&破たん企業の雇用者は、全体合計では新興企業関連に吸収されることになる。

内需サービス産業は、
1:増加する外国人観光客が生み出す追加的な需要
2:高齢化社会が生み出し続ける高齢者関連の需要
3:加速する
IT化やサービス化に関連する需要
・・・これらを背景に活況が続くだろう。

そのような需要を吸収して伸びていくのは、フットワークの軽い中小企業、変化に素早く対応できる創業者社長の企業(ほとんどは新興企業)だろう。それも歴史の教えるところだ。


3:独りよがりの製造はIOTの進展で苦労する
IOTが進むと現在よりも少ない工作機械の数で、現在と同じ量の生産が可能になる。
IOTが進むと、どこの工場に余裕があり、その工場に製造を振り向けるには原材料や部品をどこから送り付ければ良いか、完成品を運び出すトラックをどう手配するか、などという一連の製造プロセスが毎時毎分ごとに再計算される。

この製造プロセス再計算作業は、関係するすべての工場内のすべての製造マシンに設置されたセンサーIOTの先端部分)から自動送信される稼働情報を中央指令センター・システムが収取&分析し、即時に判断を下す
このようなプロセス・スケジューリング管理計算はコンピューターの得意分野であり、しかも日進月歩で能力が向上している

職人気質の「良いものを作れば自然に売れる」とか、「作りたいものを作る」という昔気質の工場は大量生産システムの枠外で
独自の付加価値を追求するビジネスをすることになるだろう。

「日本は製造業こそが第一」とか、「製造業立国こそが本筋」という記事がメディアでは散見されるが、製造システムをコントロールする立場に立てる工場(=製造企業)は少数だ。
多くの工場は大量生産システムの内部で生き残るために巨大システムの傘下に加盟すること必要になる。

海外工場との連携も高まることが予想される。
Connectivity、あなたの工場はつながりますか?

これがますます重視されるだろう。

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2017年7月20日木曜日

皆様に感謝です、ワイン会(6月、7月)のこと・・・

6月2回、7月1回、都合100名の皆様に参加いただきました。
とても楽しい時間を過ごせました。
あっと言う間に時間が過ぎました。
始めて、プライベート写真もお見せしました、、、あはは

今回は会場が無料で使えるというラッキーがあり、とにかくやってみよう!と決めました。
走りながら徐々に準備しました。

会費(男子3000円、女子1500円)を最初に決めて、それでどこまで可能かにチャレンジしてみました。
食材関係の丸投げをテキパキとこなしてくれたボランティアの女性スタッフがいなければ、ワイン会は成功しなったと思います。心から感謝しています。





収支は形式的にはほんのわずかな赤字がありましたが、実質的には予算ピッタシで終えることができました。
ワイン会終了後に後片づけを手伝ってくれた参加者の皆様、ボランティアの女性スタッフ、無料の会場、これを市場価値に直して、ワイン会を計算すれば、2倍の価格になると思いました。

今回の3回のワイン会を実施して分かったことですが、・・・・講師に講演料を払い、主催者がそれなりの利益を得る、そういう食事会がどんな価格になるかが推定できました。
(私は実施する予定はありませんが・・・)

無料の会場というラッキーは終わりました。
しばらくは大人数の会はお休みです。

また違った形式で皆様との交流を深めたいと思っています。

最後に、春山は、ブログとFacebookを通じて皆様に育てていただきました。
プライベートな私とは少し違った少し立派な人格の人間が徐々に成長して、ここまで来たのが過去10年余りの年月です。

春山君に影響を受けて、プライベートな私も若干成長できたかもしれません。
これも皆様のおかげです。
ありがとうございました。

2017年7月20日 春山昇華

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